クレーム作成(IT)
ワークショップ

ワークショップの内容

IT系のクレーム作成実務を2時間で学ぶ、演習形式のワークショップを開催します。 このワークショップでは、2時間で
  1. 基礎知識のレクチャー
  2. 実践演習
  3. ファシリテーターからの講評
を行い、IT分野のクレーム作成の実践的な考え方を短時間で身に付けることを目的とします。 IT分野はビジネスの理解が特に重要な分野であり、「自社事業のどこを特許で保護できるか?」を考えることがポイントになります。 また、特にソフトウェア発明では、機械・化学分野と異なり、ハードウェア資源との協働、複数主体問題や域外適用問題への対応といった特有の論点が頻出します。 ワークショップの前半では、ファシリテーターが、IT分野のクレーム・明細書作成の考え方、権利化できる要素を抽出するコツといった基礎知識をレクチャーします。 後半の演習では、「スマホアプリの発明」を題材として、サーバとユーザ端末の両方が発明の構成要素である場合に、実効性のある権利を取れるようにクレームを作成するというケーススタディを取り扱います。 参加者の皆さまには、演習時間にそれぞれクレームを作成していただき、参加者ごとにファシリテーターから講評・アドバイスをいたします。 ワークショップの参加者が多数で時間内に全員分の講評が終わらない場合には、ワークショップ後に成果物をメールでお送りいただき、ファシリテーターからの講評を書き込んだものをお返しいたします。
  • 受講料: 5,500円(税込)
  • 開催日程(昼か夜どちらか一方を選んでご参加いただけます)
    • 2024/6/12 (水) 13:00 - 15:00
    • 2024/6/12 (水) 19:00 - 21:00
  • 申込締切: 2024/6/9 (日)

想定 Q&A

  • 都合が合わず、ワークショップ開催日に参加できないのですが、別の参加方法はあるでしょうか?
  • はい、ワークショップ当日の様子を録画したものを後日公開いたしますので、お申込フォームにて「後日動画を視聴する」旨ご回答ください。 なお、そちらをご購入・ご視聴いただければ、後日開催予定のゼミにもご参加可能となります。
  • ワークショップの様子を録画するとのことですが、顔出しや音声を残したくありません。それでも参加する方法はあるでしょうか。
  • ワークショップは Zoom を用いて開催しますが、ファシリテーターのカメラ、共有画面のみ記録される方式で収録するため、参加者の顔が保存されることはありません。 また、肉声でご質問いただかない限り、音声が録音されることもありません(チャットでの質問も可能です)ので、安心してご参加いただけます。
  • ワークショップは現地参加でしょうか、それともZoomなどを用いたリモート参加でしょうか。
  • リアルタイムゼミと同様、Zoom を用いたリモート参加となります。
  • ワークショップ参加が後日のリアルタイムゼミや自主演習コースの参加条件とのことですが、ワークショップが開催人数未達などで開催されなかった場合どうなるのでしょうか。
  • 募集人数が集まらず、ワークショップが開催できなかった場合は、原則ゼミは開講いたしません。予めご了承ください。

ファシリテーター紹介

武田 雄人

特許委員会副委員長 弁理士

経歴
  • 大学院卒業後、精密機器メーカーで ITエンジニア及び経営スタッフとして ITを活用した経営革新を担当
  • その後、特許事務所及び企業知財にて、IT・電気技術を中心に調査、権利化、鑑定、講演等の知財実務に従事
  • 知財実務の傍ら、弁理士会の特許委員会においてソフトウェア関連発明に関する研究を推進し、2021年から特許委員会副委員長