中間書類作成(化学)
ゼミ
「中間書類作成ゼミ」では、明細書と拒絶理由通知書をケース資料として、「本願発明と引例の一致点・相違点の認定」「応答方針の検討」「意見書・補正書の作成」といった中間応答の具体的な手法を身に付けていきます。(全11回)
中間書類作成(化学)
ゼミで学ぶ内容
STEP 1 拒絶理由通知書の内容読み込み
- 審査官の主張の把握
- 本願発明の構成要件の整理
STEP 2 拒絶理由の妥当性の検討
- 進歩性の検討
- 本願発明と引用発明の一致点・相違点の認定
- 論理付けの妥当性の判断
- 記載不備の検討(サポート要件、実施可能要件など)
STEP 3 方針コメントの作成
- 進歩性の応答方針の検討
- サブクレームの進歩性を主張(意見書が中心。補正書は上位請求項の削除のみ)
- 実施例の記載をもとに、請求項の補正(クレーム補正案の作成が中心)
- 一致点・相違点の認定の誤りを主張(意見書のみ)
- 記載不備の応答方針の検討(反論、補正)
- 応答方針をクライアントに伝えるためのコメントの作成
STEP 4 中間応答書類案の作成
- 意見書の作成
- 補正書の作成
演習内容の詳細
ゼミでは全部で5事例を扱います。ケーススタディ事例は、化学分野の製品・サービスが中心となる予定です。
ファシリテーター紹介
制野 友樹
制野国際特許事務所 所長 弁理士法人IPX カウンセル弁理士
経歴- 大学院修了後、大手特許事務所に入所
- 特許業務法人 IPX の化学グループマネージャーを経て独立
- 7 年間で無機化学、有機化学分野を中心に約 400 件の明細書作成及び約 500 件の国内外の中間処理を経験、その経験を活かし、拒絶理由を見据えた明細書作成を行っている
- 博士課程まで化学分野の研究に携わった経験から、無機、有機の化学材料について深い学術的知識を有し、発明の発掘や、オフィスアクション等での学術的議論を得意とする
- K. Kanie, Y. Seino, M. Matsubara, A. Muramatsu: "Size-controlled hydrothermal synthesis of monodispersed BaZrO3 sphere particles by seeding," Adv. Powder Technol., 28, 1, 55-60 (2017).
- Y. Seino, K. Kanie, A. Muramatsu: "Hydrothermal Synthesis of Ce-doped BaZrO3 Fine Particles and Their Three-way Catalytic Performance for Exhaust Gas Purification," J. MMIJ, 133, 6, 116-122 (2017).
ゼミ動画お試し視聴(無料)
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今期のリアルタイム受講の募集は
終了いたしました。
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参加費用:
72,600円(税込)
開講日程
ゼミの日程が未定の場合は、受講確定後にファシリテーターと受講者全員が参加できるように調整して決定します。
- 第1回: 2022/07/06(水) 19:00-22:00
- 第2回: 2022/07/13(水) 21:00-22:00
- 第3回: 2022/07/20(水) 21:00-22:00
- 第4回: 2022/07/27(水) 21:00-22:00
- 第5回: 2022/08/03(水) 21:00-22:00
- 第6回: 2022/08/10(水) 21:00-22:00
- 第7回: 2022/08/17(水) 21:00-22:00
- 第8回: 2022/08/24(水) 21:00-22:00
- 第9回: 2022/08/31(水) 21:00-22:00
- 第10回: 2022/09/07(水) 21:00-22:00
- 第11回: 2022/09/14(水) 21:00-22:00
19:00 開始でない回の 19:00 から開始時刻までの時間は演習時間です。 Zoomにつないで、受講者同士でディスカッションすることもできます。